長南町の製材の歴史

【千葉県長南町の製材の歴史】
長南の長老・山形俊男さんから教えてもらいました。
昭和30年頃から昭和48年頃まで、長南町に移動製材集団がいたそうです。

メンバーは農家さんたちで、農閑期に製材業を営んでいたそうです。発動機を動力にベルトで丸のこを廻し、レールを滑らせながら製材していたといいいます。全て手作りの製材機。

製材してほしいという人の元に、機械ごと持ち込んで製材する。

特殊技術だったので、職人に支払う手間賃は高かったそうですが、需要はかなりあったそうです。搬出という高い経費も省けます。

長南町で、「この家の木は裏の山から伐ってきたんだよ」という話をよく聞きます。製材はこの人たちがやったのかもしれません。

長南町の民家はどこもびっくりするくらい良い木を使っています。今でも朽ちることなく、立派に建っています。

その土地の木で家を建てる。

ちょっと前までは当たり前のことでした。そして理にかなっていました。

最近のウッドマイザーなどの簡易製材機を使って、こういうのを取り戻すことはとても大事かもと思います。

外材が安いとか、ウッドショックがどうとか、市場価格がどうのとか、そんなのお構いなしに、その地の木を使うことにすれば、ご先祖様たちが汗水垂らして、未来世代のために植えた杉・ヒノキも報われます。

それがまた地域の防災につながり、環境を守ることにつながります。

先月取り掛かり始めた長南町の人工林再生プロジェクトは、こういうこともリンクできないかと考えています。

※写真:山形俊男 撮影

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