木の個性

木にはどうもその木それぞれの個性というものがある。

例えば杉。

樹種が杉だからといって、全部同じ性質ではない。

芯材部分の色合いは、その土地の土質、日照、風当たり、生物多様性、実生か挿し木かなどで、だいぶ変わってくるっぽい。

また、今は枝打ちが行き届いていない人工林が多いので、製材すると節が多い。この節というのは、まさにその木の個性。この節を楽しむことができるかが、現代には必要なことだと思う。

また、杉は軽くて柔らかい、というのが一般的によく言われるが、それに当てはまらない杉。今日、ケヤキのような固さと重さを持つ杉に出会った。

何が良い悪いでなく、それぞれの個性に出会えるのが、林業・製材をやっている楽しみだと最近思う。

そして、その個性をどう活かすか、活かす提案ができるか、模索していこうと思う。

先週納品した棚用の杉板。美しい木目

先日納品した玄関式台用の杉一枚板。耳つきはかわいい。

板材の杉の節目も個性。にくい。

これも個性。

お世話になっている大工さんのところで出会ったケヤキのような杉。何この油気の多さ。艶やかさ。年輪の詰まり具合。

いったいどんなところで育っていたのだろう。

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